フィリピンが電子たばこ禁止へー国内で初の肺障害報告後に大統領表明
フィリピンのドゥテルテ大統領は電子たばこの輸入を停止し公共の場での使用を禁止すると表明した。同国では10代の若者1人が吸引に伴う肺障害に陥ったと報告されている。
ドゥテルテ大統領は19日夜のテレビ演説で電子たばこについて「私は使用と輸入を禁止する」と述べた。また「公共の場で吸引している人を逮捕するよう法執行当局に命じる」と説明。電子たばこに「ニコチンやわれわれが知らない他の化学物質」が含まれているとも語った。
フィリピン保健省は数日前、同国中部に住む10代の若者が肺障害と診断されたと発表した。この若者は電子たばこを半年間使用し、喫煙もしていたという。米国では原因不明のこうした症状を約2000人が訴え、約40人が死亡しているが、アジアでは報告された初のケースの可能性が高い。
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