JT、使用済み電子たばこをリサイクル 東京都など首都圏一部販売店で開始
日本たばこ産業(JT/東京都港区)、日本たばこ協会(同)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社(同)は2月1日から、加熱式たばこ機器「glo」および 「Ploom」各種の使用済み本体と一部の消耗品を対象としたリサイクル回収を一部店舗で実施する。
回収方法は、消費者が店舗に持ち込んだ対象物を、日本たばこ協会が回収し、適切にリサイクルを行う。まずは、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の一部たばこ販売店で実施され、2020年以内に全国でも実施される予定。なお回収店舗には、目印としてリサイクルマークステッカーが掲示される。
JTは2019年5月から、トライアルとして東京都内のPloom専門店およびたばこ販売店約300店舗で、プルーム製品バッテリー、専用たばこカプセルや専用カートリッジなどの回収を行っていたが、2020年2月から、日本たばこ協会の「使用済み加熱式たばこ機器等のリサイクル事業」へ移行することが決まっていた。
JTでは、JTグループ環境計画2030において、「Reduce(排出抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)」の継続的推進を通じた廃棄物削減を重点課題とし、廃棄物削減の取り組みを通じて、資源を保全し、環境負荷の低減を進めている。