VAPE(ベイプ)電子たばこ禁煙日記

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電子たばこ関連肺疾患の最新レポートを政府機関が発表、ビタミンEアセテートが原因なのが指摘される

   

2019年8月、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が「アメリカ国内で電子たばこに関連した重度の肺疾患(EVALI)が増加している」と報告しました。これに続き、2019年12月20日にCDCはEVALIに関する新たなレポートを公開し、EVALIの患者数がピークを過ぎたことや、EVALIの原因が「ビタミンEアセテート」である可能性が高いことを公式に発表しました。

CDCによると、救急救命室に搬送されるEVALI患者の数は2019年6月から急激に増加しており、2019年9月に患者数がピークに達しました。その後、EVALIで救急救命室に搬送される患者数は減少傾向にあるものの、依然として2019年6月よりも多い患者数が報告されています。2019年12月17日の時点ではアメリカ全体で2506人がEVALIに罹患し、少なくとも54人の命が奪われているとのこと。

また、CDCはEVALIで入院した患者が退院後に再入院したり、退院した後に死亡したりするケースについても分析を実施。その結果、再入院が必要となる患者は、他の患者よりも心臓病、呼吸器疾患、糖尿病といった慢性病の既往歴がある可能性が高かったことが判明しました。さらに、退院後に死亡した患者は50歳以上である可能性が高かったそうです。

CDCのディレクターを務めるRobert R. Redfield氏は、「医師や医療従事者がEVALI患者と協力し、退院から48時間以内にフォローアップケアをすることが重要です」と指摘。慢性疾患を持つEVALI患者に対して退院後も継続的な監視を行い、時にはタイムリーな医療処置を施すことが患者の命を救うと述べました。

さらに、CDCはEVALIの原因となる物質についても言及しています。CDCはアメリカの16州で発生したEVALI患者51人から、肺の一部に生理食塩水を入れてそれを回収・分析する、気管支肺胞洗浄液検査を実施。その結果、51人のEVALI患者のうち、実に48人からビタミンEアセテートという物質が確認されたとのこと。なお、健康な人々から採取したサンプルからは、ビタミンEアセテートは検出されませんでした。

通常、ビタミンEアセテートは軟膏や皮膚に塗る薬品などに含まれていますが、大麻(マリファナ)の有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を含んだリキッドにおいて、ビタミンEアセテートが添加物として使用されることも多いとのこと。純粋なTHCオイルは高価なため、低品質な製品を販売する業者は安全性が確かめられていないビタミンEアセテートでTHCオイルを希釈し、製品のコストを下げているそうです。今回の研究でビタミンEアセテートが検出された患者の多くも、THCを含んだリキッドを使用していたことが判明しています。

CDCの副ディレクターを務めるAnne Schuchat氏は、ビタミンEアセテートだけがEVALIの原因だと特定できたわけではないものの、CDCではビタミンEアセテートがEVALIを引き起こす中心的な物質だとほぼ確信していると述べています。「今回発表した研究を含めた全ての発見から、EVALIの爆発的な流行は、ビタミンEアセテートを含むTHCリキッド製品の使用に起因すると結論付けられます」と、Schuchat氏は主張しました。

依然としてビタミンEアセテートがEVALIを引き起こすシステムについては不明ですが、電子たばこに関連する肺疾患の原因がビタミンEアセテートかもしれないと指摘されたのは、今回が初めてではありません。2019年9月の時点でビタミンEアセテートを含んだリキッドの有害性が指摘されています。

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