電子タバコや加熱式たばこも機内で使用不可、定期航空協会が注意喚起
日本の航空会社19社が加盟する定期航空協会は2020年6月26日(金)、航空機内での喫煙禁止を注意喚起しています。
機内禁煙は航空会社の運送約款で定められていますが、電子たばこや加熱式たばこなどのたばこ葉の燃焼を伴わない方式を採用した機器の普及が進んでいることから、7月1日(水)から運送約款が改訂されます。これにより、「(電子たばこ、加熱式たばこその他の)すべての喫煙器具を使用する」喫煙の禁止が明確化されます。
特に、化粧室での電子たばこや加熱式たばこなどの喫煙は、紙巻きたばこ同様、航空法で定める「安全阻害行為等」に該当し、機長による「禁止命令」が交付され、命令に違反した場合は50万円以下の罰金の対象になります。
定期航空協会では、7月からの運送約款改定に伴い、新たに機内禁煙のポスターを作成しました。このポスターは今後、航空会社のウェブサイトや空港に随時掲示されます。