米電子たばこ会社のツイッター、フォロワーの半分が10代=調査
[20日 ロイター] – 米電子たばこメーカーのツイッター公式アカウントを昨年フォローしていた人の約半分が、国内で合法的に電子たばこを購入できる年齢に達していなかったことが分かった。米国医師会雑誌(JAMA)に調査結果が掲載された。
研究者らは、2018年4月時点で大手メーカーのジュール・ラブズのアカウント(@JUULvapor)をフォローし、少なくとも1度の公開ツイートを行った人のデータを分析。その結果、フォロワーの約45%が13─17歳だった。一方、21歳以上は19%にとどまった。
ただ、これは1年以上前のデータであり現状を示していない可能性があるという。またこの研究は、ジュールのアカウントをフォローしたことが電子たばこの使用に直接影響したかどうかや、どのように影響したかを証明することを目的としていないという。
ジュールは、この研究はツイッターが同社に提供したデータと「著しく異なっている」として、調査手法に疑問を呈したと発表。その上でツイッターの内部データを分析したところ、18年5月時点における13─17歳のフォロワーは全体の3.9%だったと説明した。
ジュールは「当社は若者が当社のツイッターに関与しないよう、あらゆる手段を講じている」と釈明した。